


6月20日、サイパン初のフリッパー選手権大会が開催されました。
フリッパー選手権って何?と思われる方が多いと思います。この記事を書いている私でさえ、最初の案内を見た時「なんじゃこりゃ?」と思ってしまいました。
簡単に説明すると、フィン、マスク、シュノーケルを使ってのシュノーケリング競争です。
今回のコースは、マニャガハ島を1周する約1.5キロのコースが設定されました。
内容を聞けば聞くほど、面白そうな大会です。ビバラサイパンとしても密着取材を決行いたしました!
ただの密着取材で終わらないのがビバラサイパン!
ついでに参加して来ちゃいました。
参戦記は後ほど書き込みますので、先ずは大会の詳細からご紹介です!


大会目的と趣旨
世界でも有数の透明度を誇る北マリアナ諸島の海は、多くのダイバーが訪れる人気スポットです。
昨今、世界的に自然破壊や地球温暖化が叫ばれる中、この素晴らしい北マリアナ諸島の海の自然を多くの人々が大切に感じ、また安全に楽しんでいただくきっかけとして大会を開催する運びとなりました。
本大会は、日本国内で行われております「全日本スポーツダイビング室内選手権大会」と連動しスポーツとしてのダイビングやスノーケリングの健全な普及と振興、さらに安全や自然保護思想の普及を図るべく競技大会を開催し、技術の向上、泳ぐ力の向上またはフレンドシップやマナーを育てる交流の場となることを目的としています。

今回の大会に関して、通常通りに取材をする予定だったのですが、一本の電話から事態が急変し始めます。
サイパンインターナショナルフリッパー選手権大会実行委員を務める近畿日本ツーリストサイパン支店、PDI社の松村社長より「取材するなら、お前も出場しろよ!」と、いきなりの無茶振りです。
松村社長曰く、私が若い頃に水泳関連の仕事をしていた情報を思い出しての緊急オファーだったのですが、10年以上まともに泳いでおりません。
体型もその頃に比べると、とんでもない事になっているわけで、、、、
でも、大会自体にとても興味があったので快諾です!。
PDI社からも若手スタッフの大浦君、持丸君の2名を送りこむという事で、急遽「TEAM PDI」を結成し、参戦決定です!

大会前日に行われた出場登録、説明会では、サイパン初の大会と言う事もあり、出場者から細かなルールに関しての質問が多く出ておりました。
日本から参加された出場者の方も、プールで行われている国内大会との違いに期待と不安が混ざりあった感じで、説明を受けておりました。

今回の大会は日本からの参加者の他に、サイパン島内からも多くの参加者が出場いたしました。その多くは水泳チームのメンバーやダイビングをはじめとする、マリンスポーツ関連の出場者ばかり、、、
どうなる?! 大丈夫なのでしょうか?「TEAM PDI」??

当日は4時45分出港の大会専用フェリーに乗り込み、マニャガハ島へ向かいました。
普段は見られない朝焼けのマニャガハ島にカメラを向ける人が多く見られました。
マニャガハ島に到着すると、各自ウェットスーツなどに着替え、準備開始です。
ストレッチやフィンキックの確認する人など、だんだんレースの緊張が高まります。


6時30分スタート地点に集合し記念撮影。
その後、レース参加者の安全を祈願するカロリニアンのお祈りが行われました。
ここマニャガハ島は、カロリニアンの人にとっては聖地とされている場所なんです。
お祈りも終わり、いよいよスタートです!
事前の説明会では、フィンを履いた状態で海の中からスタートとなっておりましたが、説明もなくいきなり陸からのスタートに変更になってしまいました。
いきなり鳴らされたスタートの合図で皆さん大慌て!
マスクもシュノーケルもセットしていない選手もおり、海に向かって走りながら急いでセットしておりました。

そんな中、私も大慌てでスタートしレースが始まりました。
今回のレースの為にスピアダイビング用のロングフィン(通常の1.5倍の長さ)を用意しての参戦だったのですが、履くのに時間がかかるので早くも出遅れです、、、
サイパンローカルチームの殆どがロングフィンを使用しておりましたが、日本からの参加者、サイパン水泳チームのメンバー達は小さめのフィンを使用しておりました。
このフィンの選択が後に大きな結果の差を生む事に!!


世界有数のシュノーケリングポイントである、マニャガハ島をコースとしたこのレース。
泳いでいても本当に気持ちがいいコースなんです。
綺麗なサンゴに色とりどりの魚たちを見ながらのレースです。
たまに綺麗な魚を見つけるとそっちに行ってしまいそうです。
いやいや、レース中でした。頑張って一周してゴールを目指さなければ!
途中で気づいたのですが、ロングフィンは水面を高速で移動するには不向きなものでした。
ゆっくり大きく使うロングフィンは疲労も少なく水面移動には効果的なのですが、今回のレースのようにスピードを争うレースでは、その長さが逆に邪魔となり、思うように蹴ることができません。
そんな我々をあざ笑うかのように、水泳チームの子供達がピチピチ泳ぎながら追い越して行きます。
そんなはずはないと一生懸命、キックするのですが、疲れがたまっていく一方です、、、、

何とか一周を泳ぎ切りゴール地点です。最後はフィンを外し砂浜に設けられたゴール地点へ向かうのですが、フィンキックに疲れ、走る気力はありませんでした。
私の場合、前後に争う人がいなかった為、歩いてゴールです。
争う人がいた人たちは、最後の50メートルくらいの砂浜を走って競い合っていましたが、思うように走れず足がもつれてしまう人も、、、
ただ、ゴール後の選手たちはみんな笑顔が溢れておりました。
途中、クラゲに刺されてしまった人もおり、ボランティアの方々がクラゲ用の薬を塗ってあげる姿も見られました。


レース後は、選手たちに朝食が用意され、マニャガハスタイルのビュッフェ形式の朝食を楽しみました。
疲れて食べれないと思っていましたが、気持ちがいい朝のマニャガハ島で、アイランドスタイルの朝食を見てしまうと、ついついビュッフェの列に並んでしまい、ついつい大盛りに朝食を盛って食べてしまいました。
朝食後は、各部門ごとに分かれた表彰式です。
大人から子供まで、入賞者にメダルが贈られます。
それにしても水泳チームの子供たちの活躍が目立った大会でした。
ロングフィンチームは子供たちの前に惨敗です。


急遽参加したTEAM PDIでしたが、結果は54名の参加者中、私が21位、大浦君が23位、持丸君が24位と中間ぐらいの結果となりました。
我々の監督松村社長も不満気味でしたが、何もトレーニングしていない我々にしては、上出来なのではないでしょうか?
最後はチームで記念撮影です。
サンドキャッスルより参加したリカさんも交え完泳証明書を手にパチリ!
楽しい大会に幕を閉じました。


初めての大会で、ルールなどの面で急な変更などもありましたが楽しい大会でした。
安全のために、コース上すべてに北マリアナダイビング協会やアウトリガーカヌーチームのボランティアが、配置されるなど、各団体が協力してくれたおかげで、大きな事故もなく大会を終えました。
こういった楽しい大会はぜひ、毎年の恒例行事として行われてほしいものですね。
次回の大会には皆様もぜひ参加されて見てはいかがでしょうか?

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